JP3発給結果
2019年12月3日に,「JP3の再割り当て」から「JQ3の再割り当て」に切り替わりました.そこでJP3の発給結果について,できる限り検証してみます.
(でも「再開局手続きでスプリアス確認保証でつまずく」に,3000点.)

線に乗らず飛び飛びな点は,以下によります:
・2局目を立てた(移動局に対する固定局など)
・切らして再開局
・他エリアからの転入(免許日は継承されます)

JP3XZZは初代の既存局.
厳密にはシーケンシャルではなく,チャタっていました.
切り替わり後の12/4に,まだJP3が配られていたり――します:
JP3XYC・JP3XYS・JP3XZZ・JQ3AAQは既存.JP3XYKはなし.JP3XXXは発給されない.
近畿の掲載状況の切り替わりは,以下のとおりでしたので:
・12/4夜 … 平26.11.30~令元.11.29
・12/10夜 … 平26.12.7~令元.12.6
・初代 …… 1988-02-08/1989-03-23
・二巡目 … 2011-01-19/2019-12-03
(足が出た分を考慮すると2019-12-04)
過去のデータも用い,以下の挟み撃ちで導きました:
JO3XZO と JP3AAC, JP3XZZ と JQ3AAN
JO3XZZ と JP3AAA, JP3XZY と JQ3AAA
すなわち,おなじJP3でも以下を除きます:
・JP3YCA~ レピータ
・JP3ZAA~ そのリモコン
現存12518局の内訳は以下のとおりです:
・1局持ち … 12242名
・2局持ち … 132名
・3局持ち … 4名(JP3AYQ・JP3EBJ・JP3QZW・JP3XHV)
・コール数 … 12378コール
これから――
現存コール数÷割り当て可能数 = 12378÷16142 = 77%.
――と求められます.
再割り当てにかかった期間は9年間.
JP3の前半は,すでに再免許のミソギを1回経ていますので,空きが出てきています.
並行して,かつてはコールサインを守り切った初代の局も,失効し続けます.
『無線局等情報検索』の検索結果に表れる“謎のコード”から,がんばって/ざっくりと,推定してみます.
たとえば,以下のように番号帯が飛んでいます.これを使います.
・二代目 JP3XZY … 1775095
・初代 JP3XZZ … 495872
肝心な“謎のコード”とは,以下のような,詳細画面に至るリンクの,「DFCD=」部分のことです:
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=E&DFCD=0001775095&DD=1&styleNumber=50
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=E&DFCD=0000495872&DD=1&styleNumber=50
しかしてそのコードの分布は...
なんとなく,1000000を境に,ぶった切ればよさそうです.
さっそく以下とみなして数えます:
・上 … 二代目,1228014~,下から545~12518番目
・下 … 初代,~871093,下から1~544番目
よって,
544:(12518-544) = 544:11974 = 4:96
と求められます.なんと初代は4%だけです.
...初代残存544って,たったそれだけですか?!
その間に16142が544になるのか?
...毎回の再免率が「57%」であれば,不思議ではありません:
16142×0.576=554局
その「57%という再免率」は,なくはないです.「再免率」導出例:
・32% https://jj1wtl.seesaa.net/article/200807article_7.html
・43% https://jj1wtl.seesaa.net/article/200810article_7.html
・50% https://jj1wtl.seesaa.net/article/201009article_3.html
・55% https://jj1wtl.seesaa.net/article/201602article_8.html
・60% https://jj1wtl.seesaa.net/article/200810article_8.html
・75% https://jj1wtl.seesaa.net/article/201405article_2.html
「免許日」と「コール」とから推察し,初代・二代目を分離しますと,以下のとおりとなります:
JP3 3385局・3363コール
|-初代 1771局・1752コール
+-二代目 1614局・1611コール(~JP3CSK)
2011年末の時点ですでに,初代で存続していたのは,1771局(1752コール)だけです.
(∴この時点で生存率11%.)
その後,更新が2013~2014年・2018~2019年の2回ありましたから,
再免率を55%としますと,「いまでは544」という値も,あながちハズレではありません.
1771×0.552=536局
このときまでに更新5回を経ていますから,各再免率は61%となり,まあまあ合います.ちょい高いですが.
16142×0.615=1363局
・当初の予測比 … 1年7か月ほど遅くなりました.
・最終の予測比 … 1日のズレに収まりました.
(足が出た分を考慮すると,2日のズレ)
2011-02頭 2018-04-25(初予測)
2012-02頭 2019-06-04
2013-02頭 2019-05-08
2014-02頭 2018-10-08
2015-02頭 2019-08-17
2016-02頭 2019-08-18
2017-02頭 2019-12-30
2018-02頭 2019-11-11
2019-02頭 2020-01-04
---------------------
2019-01頭 2020-01-06
2019-02頭 2020-01-04
2019-03頭 2020-01-04
2019-04頭 2019-12-16
2019-05頭 2019-12-07
2019-06頭 2019-12-16
2019-07頭 2019-12-11
2019-08頭 2019-11-30
2019-09頭 2019-12-01
2019-10頭 2019-12-06
2019-11頭 2019-12-01
2019-12頭 2019-12-02(最終予測)
・JI1 https://jj1wtl.seesaa.net/article/201612article_7.html
・JQ1 https://jj1wtl.seesaa.net/article/201303article_3.html
・7K1-7N4 https://jj1wtl.seesaa.net/article/201307article_10.html
・JR2 https://jj1wtl.seesaa.net/article/201602article_8.html
・横軸
『無線局等情報検索』からのダウンロード結果を,
「平→H」「令元→R1」に一斉置換して,Excelに「和暦」で食べさせます.
すると,「日付」で解釈してくれます.
本例では,第41980日~第43805日で作図しています
(2014-12-07/2019-12-06).
・縦軸
サフィックスを各レターごと――トップ/ミドル/ラスト――に分解して,
アルファベットのASCIIから導くのが順当でしょう.
配られない「OSO・QRA~QTZ・SOS・TTT・XXX」をスキップさせるのに,
一工夫が必要です.
・AAA が 1番目
・ABA が 27番目
・XZZ が 16142番目
のように求める方法です.
まず,「サフィックスだけを縦長に列記したファイル」を,jp3.txtとして用意します.
今回の例ではAAB~XZZの計12518行のファイルとなりました.
で――
open (INFILE,"jp3.txt") || die "No such file 'jp3.txt'\n";
open (OUTFILE, ">jp3.csv") || die "cannot write jp3.csv\n";
while (<INFILE>) {
chomp;
chomp;
print $_."\|";
for ($n=1; $n<=3; $n++) {
$s=substr ($_,$n-1,1);
$a=ord ($s);
#
# A=65,Z=90; a=97,z=122
if ($s =~ /[A-Z]/) {
$a=$a-64;
}
elsif ($s =~ /[a-z]/) {
$a=$a-32-64;
}
else {
warn;
}
print " ".$s."\=".$a." ";
$a[$n]=$a;
}
$x=(($a[1]-1)*26*26)+(($a[2]-1)*26)+($a[3]);
print "\|".$x;
$y=$x;
#
#OSO: 9947th
if ($x==9947) {
warn;
}
if ($x>9947) {
$y--;
}
#
#QRA-QTZ: 11259th-11336th
if ((11259<=$x) && ($x<=11336)) {
warn;
}
if ($x>11336) {
$y=$y-3*26;
}
#
#SOS: 12551st
if ($x==12551) {
warn;
}
if ($x>12551) {
$y--;
}
#
#TTT: 13358th
if ($x==13358) {
warn;
}
if ($x>13358) {
$y--;
}
#
#XXX: 16170th
if ($x==16170) {
warn;
}
if ($x>16170) {
$y--;
}
#
#YAA-: 16224th-
if ($x>16224) {
warn;
}
print "\|".$y."\n";
print OUTFILE $y."\,\n";
}
close (INFILE);
close (OUTFILE);
exit;
まずやるべきこと
元JQ3のお知り合い――とくに前半の――に,「他人のものになっちゃうよ」と教えてあげましょう.(でも「再開局手続きでスプリアス確認保証でつまずく」に,3000点.)
JP3発給の軌跡
「横軸に免許日」「縦軸にサフィックスの番目」を取ってプロットしますと,ちゃんと軌跡が現れます:
線に乗らず飛び飛びな点は,以下によります:
・2局目を立てた(移動局に対する固定局など)
・切らして再開局
・他エリアからの転入(免許日は継承されます)
切り替わり日
2019年12月3日です.
JP3XZZは初代の既存局.
厳密にはシーケンシャルではなく,チャタっていました.
切り替わり後の12/4に,まだJP3が配られていたり――します:
11.22 | JP3XYG~XYI | ||||
11.25 | JP3XXH~XXI XXO~XXS | ||||
11.26 | JP3XYW~XYZ | JP3XZA~XZG | |||
11.27 | JP3XXT~XXV | ||||
11.28 | JP3XUF | JP3XZH~XZS | |||
11.29 | JP3XXW XXY~XXZ | JP3XYA~XYB | |||
12.2 | JP3XYD~XYF XYJ XYL~XYN | ||||
12.3 | JP3XZT~XZY | JQ3AAA | |||
12.4 | JP3XYO~XYR XYT~XYV | ||||
12.5 | JQ3AAB~AAP | ||||
12.6 | JQ3AAR~AAV |
JP3XYC・JP3XYS・JP3XZZ・JQ3AAQは既存.JP3XYKはなし.JP3XXXは発給されない.
切り替わりの判明日
『無線局等情報検索』の,2019年12月10日夜の改版で判りました.近畿の掲載状況の切り替わりは,以下のとおりでしたので:
・12/4夜 … 平26.11.30~令元.11.29
・12/10夜 … 平26.12.7~令元.12.6
厳密な発給期間
以下のとおりです:・初代 …… 1988-02-08/1989-03-23
・二巡目 … 2011-01-19/2019-12-03
(足が出た分を考慮すると2019-12-04)
過去のデータも用い,以下の挟み撃ちで導きました:
JO3XZO と JP3AAC, JP3XZZ と JQ3AAN
JO3XZZ と JP3AAA, JP3XZY と JQ3AAA
埋まり具合
個人局についてです.すなわち,おなじJP3でも以下を除きます:
・JP3YCA~ レピータ
・JP3ZAA~ そのリモコン
現存12518局の内訳は以下のとおりです:
・1局持ち … 12242名
・2局持ち … 132名
・3局持ち … 4名(JP3AYQ・JP3EBJ・JP3QZW・JP3XHV)
・コール数 … 12378コール
これから――
現存コール数÷割り当て可能数 = 12378÷16142 = 77%.
――と求められます.
再割り当てにかかった期間は9年間.
JP3の前半は,すでに再免許のミソギを1回経ていますので,空きが出てきています.
並行して,かつてはコールサインを守り切った初代の局も,失効し続けます.
初代 vs 二代目 比率
気になりますよね?『無線局等情報検索』の検索結果に表れる“謎のコード”から,がんばって/ざっくりと,推定してみます.
たとえば,以下のように番号帯が飛んでいます.これを使います.
・二代目 JP3XZY … 1775095
・初代 JP3XZZ … 495872
肝心な“謎のコード”とは,以下のような,詳細画面に至るリンクの,「DFCD=」部分のことです:
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=E&DFCD=0001775095&DD=1&styleNumber=50
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=E&DFCD=0000495872&DD=1&styleNumber=50
しかしてそのコードの分布は...

なんとなく,1000000を境に,ぶった切ればよさそうです.
さっそく以下とみなして数えます:
・上 … 二代目,1228014~,下から545~12518番目
・下 … 初代,~871093,下から1~544番目
よって,
544:(12518-544) = 544:11974 = 4:96
と求められます.なんと初代は4%だけです.
...初代残存544って,たったそれだけですか?!
検証1
初代は1988年2月~1989年3月の免許ですから,すでに6回の更新を経ています.その間に16142が544になるのか?
...毎回の再免率が「57%」であれば,不思議ではありません:
16142×0.576=554局
その「57%という再免率」は,なくはないです.「再免率」導出例:
・32% https://jj1wtl.seesaa.net/article/200807article_7.html
・43% https://jj1wtl.seesaa.net/article/200810article_7.html
・50% https://jj1wtl.seesaa.net/article/201009article_3.html
・55% https://jj1wtl.seesaa.net/article/201602article_8.html
・60% https://jj1wtl.seesaa.net/article/200810article_8.html
・75% https://jj1wtl.seesaa.net/article/201405article_2.html
検証2
手元最古の「2011年末」のJP3のデータを洗ってみました.「免許日」と「コール」とから推察し,初代・二代目を分離しますと,以下のとおりとなります:
JP3 3385局・3363コール
|-初代 1771局・1752コール
+-二代目 1614局・1611コール(~JP3CSK)
2011年末の時点ですでに,初代で存続していたのは,1771局(1752コール)だけです.
(∴この時点で生存率11%.)
その後,更新が2013~2014年・2018~2019年の2回ありましたから,
再免率を55%としますと,「いまでは544」という値も,あながちハズレではありません.
1771×0.552=536局
検証3
お隣のJQ3を見てみます.2018年末で1377コール.このときまでに更新5回を経ていますから,各再免率は61%となり,まあまあ合います.ちょい高いですが.
16142×0.615=1363局
発給予測との比較
JP3の払底日は...・当初の予測比 … 1年7か月ほど遅くなりました.
・最終の予測比 … 1日のズレに収まりました.
(足が出た分を考慮すると,2日のズレ)
2011-02頭 2018-04-25(初予測)
2012-02頭 2019-06-04
2013-02頭 2019-05-08
2014-02頭 2018-10-08
2015-02頭 2019-08-17
2016-02頭 2019-08-18
2017-02頭 2019-12-30
2018-02頭 2019-11-11
2019-02頭 2020-01-04
---------------------
2019-01頭 2020-01-06
2019-02頭 2020-01-04
2019-03頭 2020-01-04
2019-04頭 2019-12-16
2019-05頭 2019-12-07
2019-06頭 2019-12-16
2019-07頭 2019-12-11
2019-08頭 2019-11-30
2019-09頭 2019-12-01
2019-10頭 2019-12-06
2019-11頭 2019-12-01
2019-12頭 2019-12-02(最終予測)
“軌跡”の過去ログ
・JH1 https://jj1wtl.seesaa.net/article/201401article_8.html・JI1 https://jj1wtl.seesaa.net/article/201612article_7.html
・JQ1 https://jj1wtl.seesaa.net/article/201303article_3.html
・7K1-7N4 https://jj1wtl.seesaa.net/article/201307article_10.html
・JR2 https://jj1wtl.seesaa.net/article/201602article_8.html
メイキング・オブ
頑張ればExcelだけでも“軌跡”が作れます.・横軸
『無線局等情報検索』からのダウンロード結果を,
「平→H」「令元→R1」に一斉置換して,Excelに「和暦」で食べさせます.
すると,「日付」で解釈してくれます.
本例では,第41980日~第43805日で作図しています
(2014-12-07/2019-12-06).
・縦軸
サフィックスを各レターごと――トップ/ミドル/ラスト――に分解して,
アルファベットのASCIIから導くのが順当でしょう.
配られない「OSO・QRA~QTZ・SOS・TTT・XXX」をスキップさせるのに,
一工夫が必要です.
サフィックスの「番目」の計算例
(ExcelにあらずSRI)たとえば,・AAA が 1番目
・ABA が 27番目
・XZZ が 16142番目
のように求める方法です.
まず,「サフィックスだけを縦長に列記したファイル」を,jp3.txtとして用意します.
今回の例ではAAB~XZZの計12518行のファイルとなりました.
で――
open (INFILE,"jp3.txt") || die "No such file 'jp3.txt'\n";
open (OUTFILE, ">jp3.csv") || die "cannot write jp3.csv\n";
while (<INFILE>) {
chomp;
chomp;
print $_."\|";
for ($n=1; $n<=3; $n++) {
$s=substr ($_,$n-1,1);
$a=ord ($s);
#
# A=65,Z=90; a=97,z=122
if ($s =~ /[A-Z]/) {
$a=$a-64;
}
elsif ($s =~ /[a-z]/) {
$a=$a-32-64;
}
else {
warn;
}
print " ".$s."\=".$a." ";
$a[$n]=$a;
}
$x=(($a[1]-1)*26*26)+(($a[2]-1)*26)+($a[3]);
print "\|".$x;
$y=$x;
#
#OSO: 9947th
if ($x==9947) {
warn;
}
if ($x>9947) {
$y--;
}
#
#QRA-QTZ: 11259th-11336th
if ((11259<=$x) && ($x<=11336)) {
warn;
}
if ($x>11336) {
$y=$y-3*26;
}
#
#SOS: 12551st
if ($x==12551) {
warn;
}
if ($x>12551) {
$y--;
}
#
#TTT: 13358th
if ($x==13358) {
warn;
}
if ($x>13358) {
$y--;
}
#
#XXX: 16170th
if ($x==16170) {
warn;
}
if ($x>16170) {
$y--;
}
#
#YAA-: 16224th-
if ($x>16224) {
warn;
}
print "\|".$y."\n";
print OUTFILE $y."\,\n";
}
close (INFILE);
close (OUTFILE);
exit;
この記事へのコメント
JQ3AAA狙いで開局申請しましたが12/5付けでJQ3AAKになりました。
JP3Xの終盤は発給日がコール順ではなくバラバラしたがどんな理由か気になります。
JP3XZFという和歌山市の局が移動する局として発給日が2日違いで2局開局されているようですがこんなことができるのですね。
古き良き手作業の時代には,JF1AAA(ヤエスの長谷川OM)のような例も,なきにしもあらずでした.
一回出して突っ返されて再度出したらもらえた超AAA氏のような例もあります.
AAA局の謎のコードは1775102です。
謎のコード順にコールサインと発給日を調べてみました。(コードは下4桁表示)
5089 JP3XZT 12/03
5090 JP3XZU 12/03
5091 JP3XZV 12/03
5092 JI3MZW 12/03 ★
5093 JP3XZW 12/03
5094 JP3XZX 12/03
5095 JP3XZY 12/03
5096 JF3OVL 12/03 ★
5097 JJ3EVE 12/03 ★
5098 JP3KOS 12/03 ★
5099 JO3OEF 12/03 ★
5100 JL3ZCC 12/03 △★
5101 JL3ZLB 12/03 △
5102 JQ3AAA 12/03
(中略)
5225 JP3XYO 12/04
5226 JP3XYP 12/04
5227 JP3XYQ 12/04
5228 JP3XYR 12/04
5229 JP3XYT 12/04
5230 JJ3MFZ 12/04 ★
5231 JP3XYU 12/04
5232 JR3IDJ 12/04 ★
5233 JP3XYV 12/04
(中略)
5281 JQ3AAB 12/05
★:旧コール復活?
△:クラブ局
何故かAAA局だけ前後のコードと連続していません。
AAA局は特別な局で一般人は努力しても無理だったんだと被害妄想的に思いますがそんなことはないですよね?
ところで、AAA局の謎のコードの一つ後1775103ですが、謎の局(?)が表示されます。
株式会社リポーズ アマチュア局
電波の型式、周波数及び空中線電力もとてもアマチュアのものとは思えません。
5103以下にはこのような局が多く免許されています。
これは一体何なのでしょうか?
ご存じならお教えいただければ幸いです。
あとはお察しのとおり,旧コール復活で再開局ですね.
―・・・―
JQ3AAA(5102)は,
「5089~5102 が 12/3免許のアマチュア局」
とみなすのであれば,あながち仲間はずれではありません.
もっとも,JP3→JQ3跨がりでの“躊躇”は,伺えなくもありませんが.
同様に,
「5223~5235 が 12/4免許のアマチュア局」
となっています.
―・・・―
「styleNumber=50」のまま“謎のコード”だけを入れ替えて掘っているものと拝察しますが,それは想定外の検索方法で,そうすると自動的に
・無線局の種別 アマチュア局
・無線局の目的 アマチュア業務用
・通信事項 アマチュア業務に関する事項
・通信の相手方 アマチュア局
が当てはめられてしまうようです.
その仕様ってどうよ?という話は置いといて,
免許内容から想定して,あらためて「お行儀よく」検索しますと,
・5103 … styleNumber=11 船舶局 用
・5222 … styleNumber=22 陸上移動局 用
・5238 … styleNumber=21 簡易無線局 用
・5280 … styleNumber=21 構内無線局 用
の表示様式が,正規のものとなります.
(つまり「styleNumber=50」がアマチュア局用――ということのようです.)
“謎のコード”は,プロ・アマを問わず通しでアサインされているのが,おかげさまで判りました.
免許日では
・12/3 … 5089~5185,5238~5268
・12/4 … 5186~5235
となっています.
以下は詳細です(順に,(正しい)詳細画面のURL/免許の年月日/無線局の種別/無線局の目的/通信事項/通信の相手方):
●5103
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=E&DFCD=0001775103&DD=1&styleNumber=11
平28.3.2【このたび変更?】
船舶局
一般業務用
船舶の航行に関する事項,スポーツ・レジャーに関する事項
船舶局,港湾通信業務を行う海岸局
: 中略
●5222
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=E&DFCD=0001775222&DD=1&styleNumber=22
令元.12.4
陸上移動局
一般業務用
スポーツ・レジャーに関する事項
免許人所属の陸上移動局
●5223
アマチュア局 JE3WCP 令元.12.4 固定,再開局
●5224
アマチュア局 JE3WCP 令元.12.4 移動,再開局
: 中略
●5234
アマチュア局 JL3ZLA 令元.12.4 新規開局
●5235
アマチュア局 JM3UWO 令元.12.4 再開局
●5236
「詳細画面を表示できません。」
●5237
アマチュア局 JN3LKD 令元.12.6 更新【なぜか飛び番】
再免許の申請期間を過ぎてしまっての,“廃止・新設”手続きか?
番号が変わっている:0000856178→0001775237.
ただしい「更新」ならば,もとの番号が継承されるはず.
●5238
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=E&DFCD=0001775238&DD=1&styleNumber=21
令元.12.3
簡易無線局
簡易無線業務用
簡易な事項
免許人所属の簡易無線局
: 中略
●5280
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=E&DFCD=0001775280&DD=1&styleNumber=21
平27.9.1【このたび変更?】
構内無線局
一般業務用
一般業務用通信に関する事項
免許人所属の無線設備
ご指摘のとおり稚拙な検索をしてしまいました。
お恥ずかしい次第です。
プロの方の手法に驚くばかりです。
たびたびで申し訳ございませんが、最後に一つ教えてください。
最初にコメントさせていただいた移動局(移動する局)を2局開設されているJP3XZF局についてです。
発給日も謎のコードも近いですから2局共に最近の新設局と思われます。
ほぼ同時に移動局を2局開設することは可能でしょうか?
同じエリアでの移動局は複数開設できないと聞いたことがありますが、それは誤った認識なのでしょうか?
以前(15年ほど前)に某総合通信局の方に尋ねたところ、「エリアが異なっていても移動局の複数開設は認められない。1200メガで10W出したいのなら認めるかもしれない。」と回答されたことがありますが同局には1200は指定されていません。
発給ミスか登録ミスの可能性はないのでしょうか?
興味深い例なので直接通信局に聞いてみてもいいかなとも思っています。